マスクは GULL VADER しか使ったことがなかったのだけれども、ちょっと魔が差して買ってみました。
VADER に不満があった訳では無いのだけれど、フィット感が良いらしいというので、試してみたくなった。
いまちょっと、次のダイビング予約が取りづらい状況なのだが、年内に試すことは出来るのだろうか。
新品マスクは劣化しないようにするためなのか、レンズやゴムがシリコンで覆われている。そのため、レンズの油膜を落とさないと水中で曇ってしまって使いものにならない。本来ならレンズを外して油膜落としをするところなのだが、このマスクは三層構造になっていて分解するが面倒そう。テレビでも見ながら擦っていれば落ちるだろうと、メラニンスポンジやら歯磨き粉やらをリビングに持ち込んで何時間も磨いてみたのだが、丸くしか油膜を取ることは出来なかった。仕方なく覚悟を決めてマスクを分解することにした。
GULL のマスクはツメで留まっているからパチン、パチンと簡単に分解することが出来るが、このマスクはビスが使われているから六角レンチが必要になる。ビスを外したら隠れているツメを探して、少しづつ解除していく。高い精度で組み立てられているせいか、なかなか部品同士が離れない。壊さないようにツメを外して、やっとのことでバラすことが出来たのだが、内側にあるメタルパーツのバリで思いっきり手を切ってしまった。痛てててて。
レンズを外してしまえばあとは瞬殺。まな板に乗せて、ダイヤモンドウロコ取りで磨けばものの数十秒で完全に油膜は落ちる。組み立てもかなり苦労したが、かなり緻密な設計がされていることが分かって少し愛着が湧いた。あとは実際に使ってみて、自分の好みに合うかどうかを確かめなくてはならない。
続く。
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