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今回のモルディブは島ステイでダイビングです。前回はクルーズ船での赤道越えツアーでしたが、一番の面白かったのがこのフバーミュラ島の周辺のポイントでした。なのでフバーミュラ縛りなら面白そうかもと思ったので、誘われてやってきました。

クルーズのメリットは言うまでもなく、起きたらすぐにダイビングができること。移動する必要がありません。夜に船尾でナイトジンベイなんかもできちゃいます。その気になればいつだって釣りができます。船からジグを落とせば簡単にデカいサカナが釣れちゃいます。釣り好きの方には天国でしょう。前回はイカ狙いの細仕掛けしか持って行かなかったので、あっという間に手持ちのルアーを全部ひったくられて終了しましたが、次回は重装備で挑みたいと思っています。

さて、島ステイのメリットはなんでしょう。ビーチに行けることとか、夜に飲みに行けることとかでしょうか。しかし、モルディブはイスラム圏なのでお酒を飲める店なんてありません。リゾートやホテルなど、外国人向けにお酒を提供することは認められていますが、フバーミュラ島はローカルすぎてお酒を出す店は皆無ですし、酒どころか炭酸水すら入手困難。飲みたければ自分でなんとかする必要があります(但し、基本的にイスラム圏のモルディブにお酒の持ち込みはできません。見つかると空港で没収されます。日本酒や焼酎や泡盛など、日本語ラベルの紙パックものはそのまま持ち込める場合がある様ですし、いろいろと裏技も存在している様ですので、各自工夫されてみてください。その点、クルーズ船では注文すればビールやお酒が出てくるので便利ですね。但し、メチャクチャ高いです)。

あとはガイドが島周辺のダイビングポイントで力を持っているかもしれないということでしょうか。ショップによって異なるとは思いますが、リクエストすればいろいろと融通を利かせてくれる場合があります。特にタイガーZOOなんかはダイバーの行動が制限されすぎていてちょっとイライラするのですが、頼めば何かやってくれたりするかもしれません。今回はちょっと大人の力を使ったので、とんでもなく楽しいツアーになりました。

モルディブ往路

成田からコロンボ、そしてマレ、最後に国内線でフバーミュラへと向かう旅でした。多分24時間以上かかったのではないでしょうか。本当に遠かったです。長旅を快適に過ごすためのグッズをこちらのページで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。スリランカ航空の機内食はまあまあでしたがコロンボまで長かったです。10時間くらいだったのかな?とにかく辿り着いたコロンボのラウンジでハイボールを飲んで一息つきました。

マレに着いたらまずはSIMカードを購入しました。現地のWiFiの品質が分からない場合は、自分でSIMカードを調達することが必要です。仕事に使う場合は特にです。今回の宿はWiFiが不安定で遅かったので、結果的にSIMカードを買っておいて良かったです。iPhoneの人は日本でeSIMを購入してインストールしていくことができますが、AndroidやPCで物理SIMを使いたい人はマレ空港で購入するのがよいでしょう。モルディブにキャリアは2つあります。クルーズ船の場合は場所によってどちらかが良く入る、という事がありますが、陸上ではどちらもあまり変わりません。私はiPhoneとアンドロイドの二台持ちなので、前回も今回も保険として両方のキャリアを一台づつに割り当てて使用しました。

フバーミュラ行きの最後の国内線は乗り込んだ時にエンジンが停止していて機内はサウナ状態でしたが、時間が経つにつれて冷蔵庫みたいに冷え冷えになりました。雨季のモルディブの蒸し暑さは尋常ではなく、空港に降り立った途端に皆で薄着に着替えていました。しかしそのままの姿で乗り込んで、後で寒くなって体調を崩す人がいた様です。海外の飛行機の冷房はキツイことが多いので、たとえ行き先が南国であっても(というか南国であればあるほど冷房がキツイ)薄手のダウンなどの防寒具が必要です。

モルディブ ダイビング 1日目

モルディブ1日目です。まずは朝食バイキングで衝撃を受けます。焼いた食パンにマーガリンは良いでしょう。しかしおかずがチーズ付きの食パンなのです。そしてトルティーヤみたいなやつ。炭水化物祭りでした。

到着時に降っていた雨は止み、天気はご覧の通り良くなりました。やはり南国はこうでなきゃ。ダイビングの方はとりあえずお目当てのニタリ見れました。潜る前にダイブタイム45分と宣言されたので不思議に思っていましたが、水深45メートルで根待ちをする、長い減圧停止が前提のダイブでした。確かにその潜り方ならニタリに出逢える確率は上がるのでしょうけれども。

さて晩飯。マグロのようなものが乗っている寿司みたいなやつ。ちょっとこれは何とも言えない味がして、思わず吐き出してしまいました。これは明らかに間違った概念で作られた寿司です。サカナが美味しい福岡に住んでいる人には食べられない代物でしたが「なんて豪華な食事なんでしょう!」と微笑む彩花。女ってこわい。

モルディブ ダイビング 2日目

2日目もニタリ見れました。一日目と同じ感じです。朝起きて朝食をすますと、クルマで港まで移動。ドーニーでポイントまでは10~15分。大抵は一本潜ったら港に戻ってきます。船で休憩することもあれば、ホテルに戻ることもあり、また港のカフェでお茶する場合もありました。

この日の夕方は、皆でサンセットを見に行きました。ドローンの映像を貰いましたがやっぱり綺麗ですね。現地の景色は動画の方に収めてありますので是非ともご覧ください。雨季と乾季の入れ替わりの時期ですが、毎日晴れていることに感謝です。さて、気になるご飯はこんな感じです。この日のご飯が一番豪華だった気がします。

モルディブ ダイビング 3日目

モルディブのブログのはずですが、ゴハンブログになってきてます。さて朝食はパンとパンです。後から目玉焼きが出てきてホッとしてます。お昼休憩は港近くのカフェでカプチーノいただきました。40ルフィアです。お代わりを頼んで40ルフィア払ったのですが出てきませんでした。店員が消えてお金も消えただけでした。ランチと晩飯は見ての通りです。耐え切れず誰かがカップ麺持ち込んでいましたが美味しそうでした。このホテルは食事以外は快適なのですが。

モルディブ ダイビング 4日目

神戸界隈では彩花のインスタストーリーズを「残飯シリーズ」と呼び始めた様です。なんともヒドイ話ですがランチで出てきたお弁当(三枚目の写真)を見たときにはまあ仕方ないかと納得しました。彩花は弁当を開いて、「ビックリした!うちの犬でももっとイイもの食ってるわ」と叫んでいます。

ダイビングの方は今日も根待ちです。ガイドに水深を合わせてみたら54メートルでした。そこで5分以上。しかも例によってガイドがスント。高確率でニタリを見せるためには仕方ないのでしょうが、20分以上の減圧停止はちょっと苦痛です。このダイビングスタイルがこの島ではスタンダードなのか、それともこのショップだけなのかは分かりません。

そして1日の終わりは楽しいご飯。の筈ですが、昼のお弁当と同じものが出てきました。皿に盛り付けるとそれなりに見えるので不思議です。有料メニューがあると聞いて、試しにピザとパスタを頼んでみましたが、作り手が同じなので結果は想像の通りです。

モルディブ ダイビング 5日目

さて楽しかったツアーも最終日となりました。一本目はブルーウォーターへ。ハンマーとニタリがいましたが、フライトまで12時間程度しかないのであまり深くは行けません。皆さんはかなり深くまで行ってましたが大丈夫だったでしょうか。自分はDECO出さない様に大人しくしておきました。そしてすぐに上がらず、DECO出した人たちと一緒にたっぷり目に減圧してからエグジットました。2本目のタイガーZooは大迫力の画が撮れました。最後にはガイドも経験したことも無いような事態になって皆さん大興奮のうちに全ダイブ終了しました。

アフターダイブはバイクを借りて二人乗りで島内観光へ。免許証もヘルメットもいらない無法地帯楽しかった。右上のレジンのお土産は、2つ買って700ドルだったそうです。夜は別の場所で最後の晩餐でしたが、会場に到着する以前に酔っぱらっていたため写真がありません。

モルディブ帰路

無事に楽しいツアーが終わると、最後に残るのは長い飛行機での移動です。コロンボのトランジットは5時間ほどありましたが、ラウンジで飲みまくっていたらあっという間でした。そして最後の飛行機も疲れていたせいか、終始眠りについていてあっという間に成田に着きました。帰国後は彩花と鰻を食べに行こうと相談していましたが、飛行機が二時間程遅延していて時間がなかったため、手近な吉野家に入りました。この旅で一番美味しかったな、吉牛。

総評

翌週はニタリに寄れたとか、更にその翌週はジンベイ出たとか羨ましい情報が入ってきました。まあ何が見られるかは運ですからね。全体的に楽しかったので良しとしましょう。泊まったホテルは綺麗で快適でしたが、食事だけがイマイチでした。カップラーメンとか、お茶漬けとか多めに持って行けばよかった。

雨季と乾季の境目の時期で、事前にチェックしていた天気予報ではずっと雨になっていましたが、毎日綺麗に晴れてくれました。海況も荒れておらず気持ちの良いダイビングができました。タイガーZooはもういいやってくらい迫力の画が撮れたし、ニタリにも何度も会えたので楽しい一週間でした。

クルージングでも島ステイでも同じだと思いますが、モルディブ行くなら自分のレベルに合った、日本のショップツアーで行くことを強くお勧めします。個人や数名の小グループで行くと、たまたま居合わせた外国人グループと一緒のチームになる可能性があるからです。ご自身が初心者であれば問題ありませんが、ダイビングは一番レベルの低い人のスキルに合わせて潜るので、場合によっては楽しめない可能性があります。特にこのフバーミュラ島は TigerZoo という餌付けポイントがあり、初心者でもタイガーシャークが見られるということが売りになっています。フルレンタルでストラップフィンの外国人、メチャクチャ多かったのでご注意を。

次回モルディブは3月です。今度はクルーズ船です。どんなツアーになるのか今から楽しみ。

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Category: VLOG モルディブ

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