ガーミンから Descent MK3 シリーズが発売になった
ガーミンから DESCENT MK3 が発表になった。前作の MK2 ユーザーとしては然程触手は動かないが、サイズとカラーに選択肢が増えたのは好感。現行の51ミリサイズに加えて、ひと回り小さな43ミリを出してきたのは女性ユーザーを意識してのことだろう（あれ？Mk2の時からラインナップされてた？）。
今回はチタンベルトモデルもラインナップ
新しい Descent MK3i の価格は248,000円。チタンベルトモデルは278,000円。対応するトランスミッター（送信機の意味）は、通信機能が搭載されたためトランシーバーと名前が変わり、少し値上がりして77,000円。合計すると325,000円、又は355,000円となる。
前作のT1トランスミッターともペアリングできる
ショップに確認したところ、既にT1トランスミッターを持っている人がMK3に乗り換えても互換性は保たれているからそのまま使えるらしい。但し、当然に通信機能は使えず残圧チェックができるのみになる。
既にガーミンのホームページで予約受付中になっているが、チタンベルトモデルはポチれない。とりあえず買うとすればチタンベルトの方なので、酔っぱらってポチる心配がなくてよかった。と思ったら買えるところを見つけてしまった…。他のモデルの価格はこちらを参照。
GARMIN Descent MK3 の新機能
ホームページを見ても現行機種のMK2との大きな差異、少なくとも買い替え欲求が高まる機能などは見当たらない。何か触手が動く機能などがあれば購入しても仕方ないかと思わないでもないのだが。そういえば今のmk2iはバッテリーの持ちがイマイチになってきたなぁ。
とりあえず新しいと思われるのは以下の通り。
・ペアリングすれば他のユーザーのタンク残圧を見ることができるのは前作同様だが、深度と自分との距離も確認できるようになった。
・ダイバー間で潜水中に定型メッセージのやり取りができる。（トランシーバーが必要）
・水深の分かる地図を表示することができる。
・収集したデータからダイビングに向けてカラダの準備ができているかを表示できる。
・LEDが装備されて光を出すことができる。
・バッテリーの持ちがよくなった。
・ダイブモードで表示する内容をカスタマイズできる。
・デカ文字モードで老眼でも水中で情報を視認しやすくなった。
・InReachとペアリングすれば通信機能を使える。
私がDescent MK1 から MK2i に買い換えた理由
私は初代DescentMK1ユーザーだった。MK2i が発売になったその日に買い替えを決意した。理由はトランスミッター機能が装備されたから。これほどインパクトのあるアップデートが含まれていれば、30万円の出費は何という事はなかった。
Descent MK2 ユーザーはどうすべきか
では、MK2ユーザーは新しいMK3を購入すべきか？判断基準は明確である。以下の機能が欲しいと思ったら買えばいいし、思わなければ買っても特に何も変わらない。
・他のユーザーの「水深」と自分との「距離」情報を見たいか。
・他のユーザーと「定型メッセージ」の交換をしたいか。
・ダイビングコンピュータに装備された「LEDライト」が魅力的だと思うか。
・MK2の文字が「小さくて見づらい」と思うか。
・MK2のバッテリーが実用に耐えない程「劣化」しているか。
・InReachを使いたいか。 ← MK2でも使用できた。
・AMOLEDを魅力的だと思うか。
今でもMK2には沢山の機能が搭載されているが、自分に関わる機能と言うのはさほど多くない。使わない機能が増えたところで特になにも変わらないのだ。ただ、新しもの好きの性格としては、やっぱり新型欲しいかもしれない。奇しくも先日購入した使い物にならないレンズと価格がほぼ一緒であることが悔やまれる。
GARMIN Descent シリーズを買う理由
ガーミンのダイコンを選択する人の何割かは、アルゴリズムの強さを変更することができる点と、「減圧ロックアウト」機能をオフにできる点を評価していると思う。私の周りのドリフトダイバーの殆どがそうなのだが、そうすると Descent G1シリーズ で事足りてしまう。約9万円のダイコンと25万円のダイコン。見た目が違うだけで「ダイビングコンピュータとしての機能」はほぼ一緒なのだから、どちらを選ぶかはあなた次第だ。
（評価: 5.00 - 1票） 
Loading...
コメントを書く